3月途中経過とコロナショック
3月は本当に苦しい展開になっております。
こうなることは読んでいたので損失はそんなに多くありませんが、予想以上に長引いているなという印象です。
コロナショックによる暴落直前の2月21日の終値が23,386円
そして本日3月12日の終値が18,559円と半月ちょっとで約5,000円の暴落です。
これはリーマンショック時の2ヶ月の暴落と同じ額です。
もちろん12,000円→7,000円の時の5,000円と23,000円→18,000円ではインパクトは異なるかもしれませんが、同等レベルの暴落であることは間違いないです。
個人資産ベースで言えば、2月末が940万円→3月12日現在900万円と減少しております。
ただ、2018年のクリスマスショックで200万円以上の損失を出した投資1年目の頃に比べると相当進歩したなと実感しております。
意図してリスク回避をできたことはかなり大きいです。
では今の状況がいつまで続くのかという点ですが、
こと株価においては最低でも3月末までは下落は続くとみています。
そしてパンデミックが収束し、ワクチンができる等のプラス材料が発表されてやっと反発をするとみています。特に直近の動きを見ていると、これまでは良くも悪くもNYダウの値動きに連動していたものの、NYダウに関係なく下落という最悪の展開が続いています。なので金融政策やトランプ関連のニュースが出たとしても、日経平均は反発しないと見ています。唯一の材料がワクチン・パンデミック終結との読みです。
ですので株価の読みとしては3月末・4月月初まで下落し、そこで底を迎え4月中旬以降~5月中旬ごろまで小反発をして行くというイメージです。
ではその後のシナリオはどうか?という点です。
株価と合わせて経済動向の予測となりますが、まず経済動向としては確実に落ち込みます。コロナの影響から経済が回復するのは6月頃なのではないでしょうか。コロナによる様々な自粛が4月上旬まで続き、5月で元の体制に戻していくという流れです。
ですのでオリンピック(そもそも開催されるかという点もありますが)のある7月以降は、経済動向は上向くと見ています。
一方で株価ですが、先程の「3月末・4月月初まで下落し、そこで底を迎え4月中旬以降~5月中旬ごろまで小反発」の後、5月下旬・6月で再度下落する見込みです。
理由は、5月下旬・6月が1~3月の第4四半期・通年決算が発表される時期であるからです。今回のコロナの影響で一部業界(医薬品・マスク・巣ごもり)を除く全業界が打撃を受けています。そしてその影響が数字で表れるのがこの決算時期です。
年初見込みをショートもしくは下方修正する企業が大量に表れ、減配・無配となる銘柄も多く生まれるでしょう。つまりコロナショックの影響が数字で表れる5月下旬・6月は確実に株価は下がります。
これらを踏まえた今後の動きは、
3月:様子見
4月:ワクチン完成等コロナウイルスの収束が見込める好材料が出るまで様子見
その材料が出たら買い
5月:中旬までホールドし、決算発表が始まったタイミングで売り
6月:様子見(場合によっては月末に買い)
とする予定です。
苦しいですが今月も頑張っていきましょう。